2014年3月
今年もやってきました
良く晴れて朝方は放射冷却が進んだ奥志賀ですが、太陽の高度に比例してグングンと気温があがり、春の日差しが眩しい一日となりました。
そんな春の陽気に誘われて、道路脇の土が露出しているところを注意深く探したところ、やっぱりもう顔を出していました、春の使者が!
フキノトウが残雪を割るように頭を出して、陽の光をいっぱいにあびていました。
周囲はまだ1メートル以上の積雪ですが、確実に季節が進んでいますね。
E7系
ガイド協会の会議と委員会で東京に来ています。
桜の開花宣言がされた東京は、いよいよ春ですね。
朝長野からの新幹線は、思いがけず先日から投入が始まったばかりのE7系に乗車することが出来ました。
これまでのE2系の8両編成から、12両編成になったため、通いなれた長野駅のホームも、初めて足を踏み入れた駅のような違和感を覚えながら、まだ新車特有のあの香りが漂う車内に乗り込みました。
「これは早速写真に収めなければ」
と、車外に飛び出した私ですが、さすがに新型車両とあって、先頭車両やエンブレム周辺は、順番待ちをするほどの撮影スポットとなっていました。
そんな何となく華やかな雰囲気が漂う新型車両周辺とは対照的に、隣のホームに停車中のこれまでのE2系車両は、これまたなんとなく色あせて見えてしまい、1997年初めて長野新幹線に乗車した時に、なんと洗練されて近未来的な乗り物だと感じたあの興奮から、すでに17年もの歳月が過ぎてしまったことを思い知らされました。
どんなものにもある新旧交代の瞬間の、あの高揚感と同時にそこはかとなく漂う哀愁を感じた瞬間でもありました。