2014年5月
黄砂
5月の終わりは、全国各地で30度越えの“真夏日”続出となりました。
普通ならば、一年のうちでもっとも過ごしやすいこの季節が、こんなことになってしまうとは、
「本当に日本は亜熱帯地方になってしまったのかも」
とやや心配になります。
奥志賀も朝から良く晴れて、小鳥たちのさえずりの中、気持ちの良い一日ですが、空がそれほど澄み切った青空にならないのは、やはり黄砂のせいでしょうか。
展望のきく高台からも、周囲の山々を全く見ることが出来ません。
これまでならば、黄砂は春先の風物詩で“春霞”の仲間くらいに思っていましたが、昨今の状況では、これも「PM2,5」などという大気汚染物質の一種であるかと思うと、気持ち良い晴れとは対照的に、なんとなく背筋に寒さを感じてしまう私は、ちょっと心配性ですかね。
夏の扉
朝から「気温高いなぁ」と思っていましたが、昼前から積乱雲がモクモクと発達し、午後には雷が鳴り始め、雷雨となりました。
長野県内は、大雨警報や、注意報が出されるほどになっています。
現在の奥志賀は、雨は止み、雲の間から眩しい日差しが差し込んでいますが、遠くに雷の音が響き渡っています。
さすがに、道路や建物の周辺からは雪が無くなりましたが、まだまだ視界のなかに雪があるので、夏のイメージはどうしても沸いてこないのですが、いつの間にかすぐそこに“夏の扉”が迫ってきていたようです。