2014年6月
一つのステップを
今日は今年度第一回目のガイド資格取得のための、一次試験学科テストでした。
昨年から大阪会場と併せて、2か所で行われている試験ですが、今回私は東京の会場を担当していました。
私がこの分野のお手伝いをするようになってから、毎回少しずつですが受験者数は増えていて、平均年齢は下がってきています。
このご時世に、職業ガイドを目指す人たちが増えているということに、業界人として、このような事業をお手伝いをする者としては、大変喜ばしいものです。
どうか多くの方が目指す資格を取得し、国内の健全な登山活動、野外活動の牽引役になってくれることを願っています。
明日は、早速今日の試験結果の採点作業と判定をします。
毎回人数が増えていて、作業量が増えていますので、一日で終えられるかが少し心配です。
蕾の時は一段と
次々と山の花たちが開花時期をむかえていて、毎年のことながらなかなか忙しい毎日です。
ほんのちょっと油断していると、
「アッ、もう終わりの時期か!」
なんていうことばかりです。
“高山植物の女王”と呼ばれるコマクサも、上信越高原くらいの標高だと、そろそろ開花時期を迎えます。
コマクサはその名前のとおり、花の形が馬(駒コマ)の頭部を連想するからといわれていますが、地面から数センチの花に近づいて、よく観察してみると、開花してしまってからよりも蕾の時がもっとも“ウマズラ”を連想しますね。