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Sugiyama Ski & Snowsports School International & Japanese Div.

2016年5月

春紅葉

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木々の中にはよく「春紅葉」などと言われていて、芽吹きの一瞬に葉が赤みを帯びているモノが数多く存在しています。
 
本番の秋の紅葉の筆頭でもある楓の木の中にも、何種類か
「これはまるで秋の紅葉か?」
と思うくらい、赤や褐色の若葉があります。
 
平安時代のトレンディ最先端識者、清少納言もそうした楓を見逃してはいなかったようで、
花を観賞しない木々の優劣を書いた、枕草子第40段にはそんな楓もちゃんと入ってきます。
 
「かえでの木のささやかなるに、もえいでたる葉末のあかみて、おなじかたにひろごりたる、葉のさま、花も、いと物はかなげに、蟲などのかれたるに似て、をかし」
 
楓の木はこじんまりとしていて、萌え出た葉先が赤みを帯びて、同じ方向に広がる様子がいいわね。花もとても儚げで、虫が干からびている様子に似ていて面白いわ。といった感じでしょうか。
 
“蟲のひからびた様子”というイマジネーションは、私にはあまりすんなりとは来ないのですが、植物学者とも動物学者ともはたまた天文学者ともつかない清少納言の自然科学者としての観察眼の鋭さには、いつも驚愕しています。
 
春の紅葉ですが、芽吹いた直後の一瞬の期間限定で、葉がしっかり出揃って大きく陽を浴びるようになると、本来の仕事である“光合成”を始めますので、それはそれは綺麗な緑色になります。
 
一枚の葉も、ピンク色、赤、新緑、深緑、そして紅葉、落ち葉になってからの枯葉色と、その短い一生の中で、様々に装いを変えているのですね。

2016.5.21 杉山野外塾日記

開幕奥志賀渓谷

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ようやく奥志賀林道の冬季閉鎖が終わり、今日から林道が開通しました。
 
半年間閉ざされていた、奥志賀渓谷も開幕です。
 
今日は早速奥志賀の皆さんと、遊歩道の整備作業に入りました。
 
例年より進み具合の早い森は、既に一斉に芽吹きから若葉の新緑の時期をむかえていて、エネルギーに満ち溢れています。
 
こんなときは、本当に森にいるだけで心身ともに気持ち良くなります。
 
また今年も奥志賀の財産であるこの森の大自然を、大勢の皆さんと満喫したいと思います。