明朝のヴィーナス
よく晴れ渡った今朝は、日の出前の東の稜線にマイナス5等星近くまで明るくなって、圧倒的存在の明の明星金星が輝いていました。
明日の朝はこの金星に、月齢27までやせ細って線のようになった月が接近します。視野5度程度まで接近しますので、本当にかすめ通っていくような感じです。
金星と月の接近は、比較的頻繁に起こる現象ですが、今回の通過位置は、細い月がちょうど片眼をウィンクしたような感じになり、ちょっとお茶目な星空になるはずです。
これは逃せないシャッターチャンスと、少し前から楽しみにしていたのですが、残念ながら奥志賀は厚い厚い雲に覆われてしまい、夜半からは雪降りになりそうです。
観たらきっとニヤリとしてしまいそうな、今回の明け方の星空のお茶目な演出はお預けになりそうです。
勿論、晴れている地方の方は、早起きして東の空を一見する価値はあると思います。
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